今回は『ハブルータ学習法は効果絶大!ユダヤ式学習方法とは?』についてです。皆さんユダヤ人について一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?でも実際は、どんな人種なのか詳しく知らない方も多いと思います。
ユダヤ人が昔から実践している学習方法が、現代科学で解明され、もの凄い学習方法であることが証明されました。
そして、ユダヤ人は世界の人種の中で、一番知能が高いとされ、商売においては群を抜いた才能を持っています。
そこで今回は、こちらのユダヤ人の学習方法について解説していきますので、皆さんも実践してみて下さい。
1.学習効率を上げたい人
2.勉強をするのが苦手な人
3.子供の勉強方法を探している人
1.ユダヤ人とは?
イスラエル民族でユダヤ教の信者を指します。
世界の人口の約0.02%がユダヤ人で、ノーベル受賞者はなんと22%もいます。
その他有名企業で言うとマイクロソフト、フェイスブック、グーグル、アマゾンなど名だたる企業の経営陣には必ずユダヤ人が存在します。
それだけユダヤ人は優秀で商売がとても上手なんです。
またユダヤ人はお金儲けが上手いと昔から言われていますが、お金儲けの為に生きているのではなく、合理的で便利な世の中をただ創り出そうとしており、それは人種を超えた人々の為に生きているのです。
2.最強の勉強方法「ハブルータ学習」とは?
実際に幼少期からユダヤ人の教育で必ず使われている手法です。
人が人に教え合う、または議論するという勉強方法です。
具体的には自分が学習する際、誰かと一緒に問題について質問や討論を繰り返していき、そのもの事についてしっかりと説明できるか又は理解できているかを確認していくために行われます。
また幼少期からある物事に対して答えを考えさせ、なぜその答えを選んだのか?と質問して答えに対しての答えを導き出します。
これにより、ただ答えを当てにいくだけの単純な解答だけではなく、自分の中でストーリーを作り出し、頭の中で組み立てていきます。
これがユダヤ人の考える力になります。
3.科学的立証
実際に学習を行い24時間後の記憶力がどれくらい残っているのかを検証した実験になります。24時間後の記憶力が何%残っていたかを表したのが次の通りです。
・学校などで受ける授業や講義 5%
・本などの文字を読む 10%
・動画などの視聴覚 20%
・実演講義を見る 30%
・グループでの討論 50%
・体験型の学習 75%
・お互いに説明し合う 90%
数字で見てわかるように、1対1で話すことが最も高い効果が得られる結果となりました。
つまりは日本の教育はユダヤ人の教育方法と比較すると、18倍もの非効率的な学習をしていることとなります。
日本からイノベーションが生まれにくいのはもともとの学習方法が違うからではないかと考えます。
また日本人の典型的なパターンとして、年功序列の意味を履き違えてしまい、新しい意見を出そうとすうとそれを押さえつけてしまう習慣があります。
年上だからとか年下だからとかではなく、お互いがお互いを尊敬し合う世の中になる事で、本当のイノベーションが生まれると思います。
4.メタ認知能力とは?
メタ認知能力とは自分が本当に知っていることと、知っていると錯覚していることを区別する力です。
自らの言葉で表すと「実はあいまいにしか理解していなかった」ことに気づくことが出来ます。
大人になっていくにつれて、知らない事が恥ずかしいと思いそのままにしてしまいます。
しかし、本当に恥ずかしいのは知らない事を知らないと言えない大人たちなのです。
5.実践方法と得られる効果
身近にトレーニング出来る方法としては仕事や家族との間で誰とでも実践することが可能です。
1つの議題を決めそれを討論していくことや自ら学んだものをレクチャーしてみるなどお互いに考えて意見を話し、質問を繰り返すことがとても重要です。
ここで大事なのはお互いの意見を否定するのではなく、それぞれしっかりと受け入れることです。
1.考える力
2.創造力
3.話す力
6.日本人とユダヤ人の共通点
日ユ同祖論など都市伝説チャンネルで一躍有名になりましたが、実際に共通点が多くあります。
日本の伝統行事相撲はイスラエルが起源とされています。ヘブライ語では「ヤコブ」と
いい、旧約聖書にはヤコブと天使が相撲をしたという記述があり、古代イスラエル人にとっての神事となります。
また「はっけよい」はヘブライ語で「投げつけろ、やっつけろ」の意味になります。
まとめ
ユダヤ人はなぜ優秀なのか?なぜお金持ちが多いのか?それは幼少期からしっかりと創造力を働かせる教育を受けているからです。
事実ユダヤ人の成功の教科書「タルムード」は世界的に成功者が参考にしている教科書になります。
※タルムード・・・ユダヤ教の口伝律法と学者たちの議論を書きまとめた論文
答えのない説話も多く、問答を繰り返すことで「なぜなのか?」「自分ならこうする」と多面的な視野で独自のアイデアを生みだしていきます。
「神は信じないがタルムードは信じます」
これらを知ると我々が受けてきた教育は与えられたという表現より、押しつけられた教育だったかもしれないと考えさせられてしまいます。