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トヨタ自動車の経営戦略と強さの秘密

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今回のテーマは『トヨタ自動車経営戦略強さの秘密』についてです。日本でNO.1企業のトヨタ自動車ですが、その経営の秘密と強さについて記事にしていこうと思います。興味のある方は是非最後までお読み下さい。

 

1.強さの秘密は現場の力、そして想い

創業当初から常に「今日より明日、明日より明後日」を大事にし、日々良いモノ作りを心掛けていた。

さらに創業メンバーは苦労の連続で何もいいものは見ておらず、それでも日本復興を果たすべく良いモノ作りの為、常に挑戦しつづけていました。

「継承者こそ挑戦者でなければならない」いいものを見せてもらってばかりいる現代のメンバーが「リスク」「リスク」と言って、何も挑戦しなければ先代にも合わせる顔がなく、積み重ねてきたものや皆の想いが崩れてしまうと考えている。

そして従業員の指針として「静観ではなく行動を」「沈黙ではなく発言を」「説得ではなく共感を」「利己ではなく利他を」を優先する。

この考え方はどの分野にでもあてはまる考え方であり、従業員の幸福感を高めパフォーマンスを向上させることにより、良い製品を作ることができます。

さらにミスをした際に嘘をついたり、ごまかしたり、隠したりしないで全員が一つの問題に取り組む姿勢がここには表れています。

これらを踏まえ、トヨタが最も重要視しているのはモノ創りに対する愛情や考え方ではないかと感じる。

 

2.常に改善改善改善

工場は毎日同じことをしているイメージが強いが「毎日変化をしている」と現場の人間は語る。

これは作業をする人間が少しでもこうした方がいいと思ったら、すぐに実行できる環境構築ができているからである。

これは副社長の河合氏が「上司と反発してでも意見を言い、やりたいことをやってくれ。全ては私が責任を取る」と現場の人間を厚く信頼し、職人としての考え方がよくわかっているからである。

日常で何気なく乗っているトヨタ車ですが、職人が何度も何度も改善し、それが積み重なった1つの魂のカタチなのです。

3.現場をよく知る役員の存在

豊田社長を頭脳とするなら、この役員は心臓である。

それぐらい大事な存在であり、また熱血オヤジとされる男、それは「元副社長現エグゼクティブフェローの河合氏」だ。

この男なくして今の現場なし、この男なくして今の自動車業界なし、と思われる程に最重要人物となる。

なんと現場上がりで学歴はトヨタ工業学園(入社当時は15才本人曰く)ですが、副社長へ任命されました。

トヨタのイメージとして高学歴が必要だとか凄い経歴が必要だとか思われがちですが、そのイメージを完全に破壊する人事でした。

学歴や経歴ではなく「モノ創りや人の育成」に対して必要不可欠な人物であり、河合氏の魅力がそうさせたのではないかと思われる。

これらには根拠があるので次で紹介します。 

4.元副社長の河合氏

1948年生まれで1966年にトヨタ自動車へ入社となっているが、本人のインタビューでは15際で入社していると語っているので、実際のところは後者の方が正しいと思われる。

当時副社長任命時にたくさんの電話が本人に掛かってきたのだが、OBの人達からだった。「河合おめでとう。社長もよくぞやってくれた」と皆が自分のことのように喜んでくれた。

そして現場の人間が役員に抜擢されたことにより、自分たちが認められたんだと大いに喜んだようだ。

任命時に豊田市にある立派な本社ビルへ勤務するように言われたが、これを断固拒否し、「そこに行くなら俺は辞める」と言って聞かなかった。

彼が選んだ場所は自身が50年以上務めた工場にある古い事務所だった。

これには他の人は真似しない彼なりの考えがあり、今のトヨタを創った原点でもある。

その理由について・・・

毎朝6時に出勤し工場内の大浴場で風呂に入る。これは一直の交代時間が6時半で、夜勤明けの授業員とともに一緒に風呂に入り、皆の雰囲気や顔を見て仕事が上手くいっているか確認を行うことと、仕事へのスイッチ切替のためである。

この大浴場にはそれぞれ個別のロッカーがあるのだが、副社長昇任時にロッカーを管理している後輩から「昇進祝いに僕のロッカーを1つあげます」とプレゼントされたそうだ。

後輩からも絶大な信頼を得ていた様子が伺える。

更に現場へこだわる理由について、匂いや様子を感じることで「自分のカン」を鈍らせないためだと語っている。

役員へ昇進したからといって決して現場の感覚を忘れることなく、同じ目線にたってモノ創りに励む姿は全従業員の鏡だと言っても過言ではない。

 

まとめ

 今回は元副社長にフォーカスし記事にしました。トヨタの強さはシステムや巨額の開発費用だけではなく、ヒトが最も重要だと感じさせてくれる内容でした。

職人のこだわりはとても強く、そのこだわりを今も大事に伸ばしていく経営姿勢は、今も昔も変わらないトヨタらしさかもしれない。

今後もトヨタについて調べていき記事を書いていこうと思います。

 『トヨタ自動車の経営戦略と未来』はこちら☟