お茶の間メディア

著:WEBライターマルチョウ

ー限定公開記事ー

【ブラック!?コンビニ経営の実態】夫婦の年収はいくらなのか?

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今回のテーマは『ブラック!?コンビニ経営の実態 夫婦の年収はいくらか?』についてです。

この記事を見ればコンビニ経営の実態と年収がわかり、これから始めようか悩んでいる方や興味本位で見たい方には役立つ情報となっています。

この記事でわかること

1.フランチャイズの基本的な仕組み

2.コンビニの平均売上げと労働時間

3.夫婦の年収はいくらか?

4.過酷な労働内容

 

 

1.コンビニフランチャイズ契約

大手のコンビニオーナーはフランチャイズ契約のもと、店舗を運営しております。

コンビニを運営する場合、自身で新ブランドを立ち上げたとしても認知度がかなり低く、商品の仕入れや運営ノウハウがない為、フランチャイズ契約をする以外選択肢がありません。

フランチャイズをすると大手の看板(ブランド)を貸してもらえ、商品の仕入れや店舗運営ノウハウなどを学ぶことができ、スタートの時点でその全てが揃っています。

その代わり、ロイヤリティを本部へ支払う義務が生じます。

特権を与える者をフランチャイザーと呼び、与えられる者をフランチャイジーと呼びます。

フランチャイズの経営手法は合理的で、提供側は在庫を持たずに現場側から利益だけを吸い取ることが可能です。

2.コンビニ店舗数の推移

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こちらのグラフは各チェーン店の合計グラフになります。

昨年より店舗数は減少し、今後も横ばい若しくは減少するのではないかと予想されます。

つまりはコンビニ業界は飽和状態に入っており、今後新規参入をおこなうには、立地条件が良い場所や開発都市じゃないと厳しいと予想されます。

これは日本の人口が減少しているので、売上げが当然ながら減少し、地方の過疎化している地域は特に厳しい状況です。

2018年時点では某大手の経営する直営店は約2%で、残りの98%はフランチャイズになっており、売上高に対する利益がとんでもなく高いとされています。

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ここでピンッときた人は凄いですぞ

3.コンビニの平均売上

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コンビニの平均日販は約50万円~60万円になり、月の平均売上は約1700万円です。

商品の原価はトータルで見ると売上の約70%ほどを占めるので、約1200万円が原価となります。

1700万円−1200万円=500万円が粗利益となりますが、この内最大55%の275万円を本部へロイヤリティとして支払います。

月の平均売上は約225万円となります。

4.年収はいくら?

月の売上額225万円から更に人件費や設備の備品などを差引くと、おおよそ約50万円ほどがオーナーの収入となります。

そして、ここから税金や保険料を引かれるので、実際の手取り額はかなり低いものとなり、手取りは35万円~40万円ほどです。

夫婦で経営をしていた場合は、アルバイトの人件費が抑えられ手取り額は多くなるように感じますが、実際のところ売上が増えないかぎり手取り額は増えません。

それに月収50万円は多く感じるかもしれませんが、オーナーの月間平均休日は驚愕の約2日になりますので、時給換算すると数百円しかないです。

ポイント

設備投資から商品の仕入れなど、ほとんどが本部から提供されているものを使用するので、経営者ではなくサラリーマンの感覚が強くなります。

5.コンビニオーナーのデメリット

①時給が安い

インターネット上では年収700万円~900万円と言われていますが、コンビニオーナーは働きづめです。

平均休暇日数は月2日程度で、バイトよりも時給が低い場合があります。

また、コンビニ経営の場合、家族経営が多いので夫が12時間と妻が12時間働き、人件費を抑えていることもあります。

つまり、年収が900万円あったとしても夫婦1人当たり450万円しかないので、決して高い年収でもなく、むしろ低いです。

②体を壊しやすい

社会保険労務士が出した試算で、過労死の危険を感じながら働いている中央省庁より3倍も命の危険性があり、国家公務員の9倍以上ケガや病気をしています。

月に平均2日しか休日がないので、体調を崩す確率も当然ながら高くなってしまいます。

③経営裁量権が小さく本部有利な契約内容

本部の意志に逆らうと「フランチャイズを解約しますよ」と言われてしまう場合もあり、そうなると生活ができなくなるため、言うことを聞かざるを得ないです。

実態としては、強い本部と弱いオーナーの主従関係になっております。

また、ポスター1枚を店頭に掲載する場合、本部側に確認を取らなければ無断で貼ることも出来ないです。

④撤退しにくい

 『小さく始めて』『上手くいったら育てて』『失敗したらすぐに撤退する』が商売では基本になりますが、フランチャイズ契約の場合は契約期間があるため不可能です。

途中解約した場合には莫大な解約違約金が発生します。

なので、辞めたくてもお金に余裕がある人以外は簡単に辞めることが出来ません。

⑤サイフを握られている

店舗売上げ金はいったん本部へ全額送金し、差引かれた金額が引出し可能になっています。

しかし、契約内容によっては引き出せる金額にも制限が掛かることがあるので、実際はお給料をもらっているようなものです。

本当は経営者を夢見て始めてみたけど、自由にお金を使う事が出来ないので、サラリーマンと同じ感覚かむしろそれより過酷な状況になるかもしれません。

まとめ

なぜ某コンビニ大手は売上げに対しての利益額が大きいかと言うと、フランチャイズで展開することにより、在庫を抱えずにロイヤリティをもらい収益を上げているからです。

実態としてオーナー達は過酷な半強制労働のような条件で、お金だけ納めているような感じになっています。

もちろんコンビニの経営自体を上手く転がし大儲けしている人達もいますが、全体数で考えるとかなり少ないと思います。

また、市場は飽和状態となりますので、今からの新規参入でお金儲けを考えている方にはオススメ出来ないです。

新規参入をする場合は都市開発が進む場所への進出以外に選択肢はないと思いますが、競合が多くなるので、ある意味賭けになってしまいます。

それでもあなたは挑戦しますか?

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